2010-03-10 第174回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
その後、アメリカに留学いたしまして、そこから、この前地震で大きな被害を受けたハイチのカポジ肉腫・日和見感染症研究所というところに二〇〇三年から二〇〇四年にかけて約一年間留学をしておりました。最後は、政変、内戦に巻き込まれる形でハイチを後にしたまま、今回国際緊急援助隊でハイチに入るまで、約六年間ハイチを後にしておりました。
その後、アメリカに留学いたしまして、そこから、この前地震で大きな被害を受けたハイチのカポジ肉腫・日和見感染症研究所というところに二〇〇三年から二〇〇四年にかけて約一年間留学をしておりました。最後は、政変、内戦に巻き込まれる形でハイチを後にしたまま、今回国際緊急援助隊でハイチに入るまで、約六年間ハイチを後にしておりました。
しかし、関節リューマチや全身性エリテマトーデスのようないわゆる難病は多臓器にわたる合併症を有しやすいこと、免疫抑制療法によって日和見感染症などの有害事象が起こりやすいことなどの理由から臨床経過を予測することは難しく、クリニカルパスを適用することは困難である。
そして、各種の日和見感染症への治療も飛躍的に進んでいました。治療法はあったのです。治療法がないという認識は、エイズ予防キャンペーンでも強調され、エイズに対して偏見を助長しました。エイズ予防法は、提供されるべき治療が何もないという偏見が下地にある法律なのです。 私たちにとりエイズ予防法は、百害あって一利なしでした。
そして、その当時として、日和見感染症を起こした場合の対症療法というか、日和見感染症の治療薬というものは、数は結構あったはずなんですよね。飛躍的に出てきた。カリニ肺炎に対する治療薬ペンタミジンや、そしてST合剤とか、いろいろありましたよね、カンジダ食道炎に対しての治療薬とか。
当時、治療法がなかったという御発言が先日局長からありましたけれども、そうではなくて、当時も日和見感染症に対する治療法はございました。私も調べましたが、八七年では八十八件、八八年には八十四件の医学的な論文だって出ております。ですから、全く治療法がなかったわけではありません。
そして翌月、七月にはその患者が亡くなって解剖もされ、そして、重度の日和見感染症を起こしていたという解剖所見も出ていますよね。
第一号認定患者というのは、ニューヨーク在住の方で、一九八五年に、日本に帰ってこられて順天堂大学で第一号であるというふうに言われた患者さんだと思うのですけれども、その方は、当時、日和見感染症は起こされていないはずですけれども、いかがなんでしょうか。日和見感染症を起こした場合にエイズ患者ですよ。そうでない人をどうして患者として扱ったのか、その辺についてお伺いしているわけですから。
○鴨下委員 ここに、八五年の八月号でメディカルイミュノロジーという雑誌があるのですけれども、その中で、「AIDSの臨床」という項目の中で、コナントという学者と松本さんの対談のペーパーがありまして、その中で松本さんが、「しかし、彼にはカポジ肉腫や重症な日和見感染症はみられませんでした。」というふうに言っているのですね。
○松本参考人 このカンジダ症、単純ヘルペス、こういったものは当然免疫低下に基づく日和見感染症の一環であろうとこの当時は判断をしましたので、そうしますと、やはりこれを全くの無症候性の感染者、こういうふうにはとらえません。
○松本参考人 特異的な日和見感染症といいますと、ですから、例えば、その後に決められてきた二十三の指標疾患のことでしょうか。
特異的な日和見感染症はあったのか、なかったのか。
それから、治療薬の開始時期の検討とかあるいは日和見感染症の早期診断、治療方法、こういうような問題について今努力をしておるところでございます。
例えば、もし新しい治療法それから診断法等が開発できましたら、新しい治療法というのは、何もエイズを治すというような大きなことでなくても、エイズに合併する一つのちっちゃな日和見感染症だったとしても、それは非常に早く、それから経済的に言えば安く診断、治療できるような方法を一つずつつくっていけば、これは日本国内だけではなくて世界的な貢献という意味でも非常に大きいだろうというふうに考えております。
例えば、2)の「保険適応外検査」あるいは「治療に対する措置」とございますが、HIV感染症・エイズの治療をしていくわけで、例えばエイズウイルスのRNAの定量を行うとか、あるいは日和見感染症でありますサイトメガロウイルスのアンチゲネミアを測定するとかいうことが非常に大事でありますが、これらのものはまだ認められておりませんし、それから日和見感染症等に対します幾つかの薬が海外では自由に使われているのにまだ日本
そして、課の方で用意をされていたんでしょうか、それぞれの日和見感染症についての説明がありました、カポジ肉腫とかそれからカリニ肺炎であるとか。カポジ肉腫については千葉大の皮膚科の岡本教授が班員になったわけでございます。それからカリニ肺炎については京都府立医大の吉田教授がなったんですが、御出席にはなれなかったのでございますが書いたものが送られてまいりました。
研究班に行ってみますと、一わたり生物製剤課の方からそのときまでの欧米の状況とか、日本でもし流行が入るとすれば起こるであろう日和見感染症、カリニ肺炎であるとかカポジ肉腫であるとかカンジダ症であるとか、そういうことについての一わたりのお話がありまして、それから血友病の話にさっと入っていかれましたので、委員長が血友病の大家なものでございますからそれがやはり優先するということはわかったのでございますけれども
○松田参考人 当時のCDCの診断基準には、エイズを除外する項目として免疫抑制剤の投与というのが記載されておりますが、先ほど申しましたように、我々が投与したステロイドの量ではこれほど重篤な日和見感染症は生じないわけであります。
これは日和見感染症と考えてよいのではないか。 それから第二回目は、血友病患者さんにはしばしば、血液製剤を輸注することによって肝炎ウイルスに感染して慢性肝炎やあるいは肝硬変症に進展することがあるわけでありますが、この患者さんにおいても、肝硬変症が進行しまして、黄疸ですね、体が黄色くなる症状が生じたわけであります。
○山本(孝)委員 それと、解剖所見の中で、日和見感染症の一つのカンジダ症があった。食道からかなり、さっきは全身性とおっしゃいましたけれども、これは心臓ですとか肺ですとか、全部にカンジダがあったというふうに理解していいのですか。
日和見感染症もない。また、検査の仕方も、先生が特に注意されているところが、回数が一回しかやっていない。そういうことであります。
ということは、そのときに先生が敗血症と診断なすって、しかもカンジダの敗血症ですか、カンジダの敗血症は日和見感染ではないのですか、日和見感染症の一つじゃないのですか。
○横光委員 この第三回の班会議で、帝京大症例を解剖した病理の教授はエイズに間違いない、たとえ除外項目であるステロイド剤を使ったとしてもこれほど重篤な日和見感染症を起こすわけはないと主張したわけです。ところが、塩川班員が、その帝京大症例の病理標本を別の者に見せて診断を仰ごうということで順天堂大学の病理の教授に標本を持っていった。これは事実ですね、第三回で。
そのときに、病理標本を私が示しまして、病理の教授はエイズに間違いないと、ステロイドを使ったとしてもこれほど重篤な日和見感染症を起こすわけはないということを申し添えたのですが、やはりそのあるグループの先生方が頑固に否定した。
エイズの医薬品につきましては、原則的には、医薬品としての承認を取得して安定供給を実現することが望ましいことでございますので、引き続き企業に治験の実施を働きかけていきたいと考えているところでございますが、関連疾患のりち特に日和見感染症の対症療法、その痛みでありますとか、悪い、不快な症状をとる、そういった対症療法の薬につきましては、開発を行う企業が国内には存在しない場合もあると考えておりますので、必要に
加えまして、エイズというのは免疫力の低下が病気の本態であり、免疫力の低下によって起こってくる、通常においては起こり得ない日和見感染症、特殊な日和見感染症の発症をもって日本の場合はサーベイランス委員会が発症としているという内容であることは、もう厚生省も御承知のとおりだと思います。したがいまして、この点については当然将来的な検討はあるということであるというふうに考えます。
○松村政府委員 HIV感染者あるいは患者の方々の医療あるいは健康管理につきましては、従来より、エイズの診療に取り組む医師等により構成されます発症予防・治療に関する研究班及びエイズと日和見感染症に関する研究班、これは先ほども申しましたけれども、多くの医師が参加していただいて、こういった中で最新の情報交換も行っていただいておるところであります。
昭和五十八年七月のエイズ研究班会議で検討された帝京大症例で、日和見感染症がなかった、このように申し上げましたが、よく調べてみましたら、カポジ肉腫あるいはカリニ肺炎などは併発しておりませんでしたが、カンジダ症あるいはヘルペス、これは入院のある時期に存在しておりました。
○松村政府委員 当時の資料によりますと、日和見感染症である単純ヘルペスとかその他のカンジダ感染症が見られるということでございました。
大臣は御専門と違うからあれですが、CD4というのは免疫の程度を示す細胞だと思っていただければいいんで、これが減ってくると免疫力が低下して日和見感染症が起きてくる。千がノーマルでございまして、五百が半分、二百というのがまず発症に近いということであります。
それから臨床部会は、エイズの主な死亡の原因となっておりますただいまの日和見感染症、こう言っておるわけでございますが、こういう種類の感染症の予防あるいは治療方法に特に経験のある専門家の先生に入っていただこう、こういうことで総合的に班を組織しまして、発症予防及び治療研究班を組んでいこうとしておるわけでございますので、先生が御指摘なされたような御心配のないようにこの仕事は進められるというふうに考えております
無菌室というのは日和見感染症の一部を防ぐことができると私は思うから言っているんです。治療がないんじゃありませんか。そういうことを積極的に考えるべきだと私は思う。厚生大臣いかがですか。
○高桑栄松君 私は、エイズのためにと特に申し上げるつもりはないんで、日和見感染症対策という中でくくってやることがエイズに対する救いではないだろうか、エイズのエイズだと思って申し上げたわけです。 それでは次に、私がお伺いしたい老人保健法に関する質問をさしていただきますが、老人福祉法の第一条「目的」というのをちょっと厚生省読んでいただきたいんです。